今回は、国公立大医学部・理系数学の問題パターンについてまとめていきます。
国公立大が独自に出題する二次試験の数学は4~6題ほどの大問があり、試験時間は2時間から2時間半であることが多いです。
そして問題のパターンは、おおよそ以下のようなことが多いです。
例)大問が5題の時
旧帝大理系(医学部含む):B問題×1、C問題×3、D問題×1
地方国立理系(医学部含まず):A問題×1、B問題×3、C問題×1
地方国立医学部:B問題×2、C問題×3(D問題が1題入ることもあるがまれ)
※ABCDは前回のブログで書いた問題の難易度を表しています。
一つ注意したい点としては、地方国立医学部(以下、地方医)の問題のパターンです。
〇〇医科大学のような医学部のみの大学では問題が激ムズです、、
C問題×3、D問題×2のようなパターンもざらにあります。
(日本で一番難しい問題を出題するのは、東大ではなく京府医だとおっしゃっている予備校講師もいました)
また、地方医の問題は、他学部との共通問題と医学部専用問題とで構成されますが、後者の問題はC以上の問題である可能性が高いです。
なので、全てが医学部専用問題だと上記の医科大学と同じ出題になっていると考えてよいでしょう。
つまり、地方医の数学は
・医学部のみの大学であるか
・医学部専用問題の比率
がパターンを決定づけていると言えます。
次回は、これらの問題を合格者がどれくらい点を取っているのかを書いていきます。
コメント